毎月いくら積み立てるか|手取り24万円の10%で30年後2,000万円

毎月いくら積み立てるか|手取り24万円の10%で30年後2,000万円

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買うものが決まりました。最後に決めるのは金額です。

じむにーと

「手取りの2割」とよく見かけますが、うちの家計だと絶対に無理です。 かといって、少なすぎても意味がない気がして。

割合から入ると、だいたいここで止まります。生活防衛資金はいくら必要?と同じ構造です。

この記事では、自分の数字を出す順番をまとめます。

目次

結論:逆算の順番は決まっている

金額は「いくらがいいか」ではなく、「いくらなら続くか」から決めます。順番はこうです。

STEP
生活防衛資金を確保する(または並行して貯める)

仕事が止まったときに投資を取り崩さずに済む現金です。これが最優先です。

STEP
手取りから、止められない支出を引く

家賃・水道光熱費・通信費・食費・社会保険料など。生活防衛資金はいくら必要?で数えた金額がそのまま使えます。

STEP
残った額の一部を、先に積立に回す

余ったら回すのではなく、先に引きます。理由は後述します。

STEP
半年続けてみて、調整する

最初から正解を出そうとしないでください。続いた実績を見てから増やします。

いちばん大事なのは4番目です。最初に決めた金額は、仮の数字で構いません。

手取り24万円で計算する

公的保障はいくらもらえる?働けないとき月20万円と、足りない9.5万円で使った手取り24万円のケースで、割合を変えて計算します。年5%で30年積み立てた場合です。

手取りに対する割合毎月の積立額30年後
5%1.2万円999万円
10%2.4万円1,997万円
15%3.6万円2,996万円
20%4.8万円3,995万円
じむにーと

手取りの1割で2,000万円近くになるんですか。 2割じゃないと届かないと思っていました。

30年という時間が効いています。投資でお金が増える仕組みで見たとおり、増えた分の6割以上は最後の10年に生まれます。

だから、金額を大きくすることより、期間を長くすることのほうが効きます。

金額と期間のどちらを取るか

無理な金額で5年でやめるより、無理のない金額で30年続けるほうが結果は大きい。

「先取り」にする理由

余ったら投資に回す、という形にすると、ほぼ確実に余りません。

毎月の給料日に、自動で積立の金額が引かれる形にしてください。残った額で生活する。順番を逆にするだけで、続き方がまったく変わります。

積立投資が向いている理由で書いたとおり、判断する場面が残っていると、いつか止まります。金額の決定も同じです。

じむにーと

「今月は余裕がないから」と考える機会そのものを、仕組みで消します。

自動の積立は、証券口座の積立設定で金額と引き落とし日を決めれば始まります。

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最初の金額をどう決めるか

いくらから始められるか

楽天証券やSBI証券では、投資信託の積立は月100円から設定できます。最初は月1,000円でも、月100円でもかまいません。大事なのは金額より、自動で積み立てる形を先に作ることです。金額はあとからいつでも変えられます。

迷ったときの目安を書きます。

状況最初の金額の目安
生活防衛資金がまだ貯まっていない月5,000〜1万円(慣れるため)
生活防衛資金が貯まった手取りの10%前後
支出が安定していて余裕がある手取りの15〜20%
収入が不安定(自営業など)少なめから。増やすのは後でできる

生活防衛資金が貯まるまでは、少額で構いません。 投資を始める前に確認する3つのことで書いたとおり、値動きに慣れておく意味のほうが大きい段階です。

金額の上限は、NISAのつみたて投資枠が年120万円=月10万円です。ここを超えるのは、かなり先の話になります。

じむにーと

上限まで入れないといけない、という話ではないんですね。

増やすタイミング

決め打ちで増やすのではなく、条件を先に決めておくと迷いません。

  • 生活防衛資金が目標額に届いたとき
  • 昇給したとき(増えた分の一部をそのまま回す)
  • 固定費を下げられたとき(浮いた分をそのまま回す)
  • 半年続いて、生活に支障がなかったとき

昇給と固定費削減は特に効きます。生活水準を上げる前に回してしまえば、痛みがありません。

給与明細の控除欄の見方で自分の手取りの内訳を確認しておくと、どこを削れるかが見えます。

減らすとき・止めるときのルール

ここを先に決めておくのが、この記事でいちばん伝えたいことです。

相場が下がったときに考え始めると、必ず間違えます。平常時に決めておいてください。

起きたことどうするか
収入が減った減額する(止めない)
大きな出費が決まった一時停止し、再開する月を先に決める
生活防衛資金を使った積立を減らして、先に現金を戻す
相場が大きく下がった何もしない
相場が大きく上がった何もしない
じむにーと

下2つが本番です。相場を理由に金額を変えると、それは積立ではなくタイミングを当てにいく行為になります。

止めるのと減らすのは別物です。額を1,000円にしてでも、続けている状態を保ってください。 ゼロにすると、再開するきっかけがなくなります。

やってはいけないこと

生活防衛資金を崩して積み立てる

順番が逆です。現金がなくなると、次に何か起きたときに投資を売ることになります。それがいちばん避けたい形でした。

無理な金額で始める

「2割」という数字に合わせて生活を切り詰めると、半年で苦しくなります。続かない金額は、0円と同じです。

ボーナスを当てにした金額設定

ボーナスは減ることがあります。毎月の金額は、毎月の収入だけで決めてください。

ボーナスから追加で入れたいなら、その月だけ追加する形にします。毎月の設定額に織り込まないことです。

相場を見て金額を変える

上で書いたとおりです。金額を変える理由は、家計の変化だけにしてください。

まとめ

  • 金額は「いくらがいいか」ではなく「いくらなら続くか」から決める
  • 順番は、生活防衛資金 → 止められない支出を引く → 残りの一部を先取り → 半年後に調整
  • 手取り24万円なら、10%(月2.4万円)で30年後に約2,000万円(年5%で計算した場合)
  • 🔴 金額を大きくすることより、期間を長くすることのほうが効く
  • 余ったら回すのではなく、給料日に自動で引かれる形にする
  • 生活防衛資金が貯まるまでは月5,000〜1万円でいい。慣れることが目的
  • 増やすきっかけは、昇給・固定費削減・生活防衛資金の達成。生活水準を上げる前に回す
  • 🔴 減額・停止のルールを平常時に決めておく。 収入が減ったら減額、相場が動いても何もしない
  • 止めずに減らす。1,000円でも続いている状態を保つ

ここまでで、口座を開いて最初の1本を買い、金額を決めるところまで来ました。あとは続けるだけです。

そして続けるうえで、必ず一度は来るものがあります。

次に読む

参考(一次ソース)

いずれも2026年9月26日に確認しました。

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