投資を始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない。
じむにーと調べるほど情報が増えて、かえって動けなくなりました。 順番に教えてほしいです。
このページはその順番です。
上から順に読むと、口座を開いて、最初の1本を積み立てているところまで行けます。1本あたり5〜8分、全部で1時間ほどです。
このページの使い方
- 上から順に読むのが基本です
- 1本ずつでも読めます。気になるところだけでも構いません
- 数字はすべて実際に計算したものを載せています
制度や税率は2026年9月時点のものです。
固定費の見直しや生活防衛資金も含めた全体の順番は、資産5,000万円へのロードマップにまとめています。
全体の流れ
そもそも投資が必要なのか分からない、怖くて迷っている、という段階なら、先に投資が怖い人へを読んでください。給料・年金・物価の変化と、怖さを小さくする始め方をグラフでまとめています。
ここまでやれば、あとは続けるだけです。
口座が開いたら、積立設定で決めること
口座が開いたあと、積立の設定画面で決めるのは次の4つだけです。
| 決めること | 選び方 |
|---|---|
| どの枠で買うか | NISAの「つみたて投資枠」を選ぶ |
| 何を買うか | 信託報酬が年0.1%未満の全世界株かS&P500のインデックスファンド(最初の1本の選び方) |
| 毎月いくらか | 手取りから逆算する。迷ったら手取りの10%から(毎月いくら積み立てるか) |
| どうやって払うか | 銀行口座からの引き落とし、証券口座への入金、クレジットカードなど。給料日のすぐあとに引き落とされる形にする |
この4つを決めて設定を保存すれば、あとは毎月自動で買われます。
じむにーと9つもあるんですね。 でも、ひとつひとつは短いです。
全体を貫いている一本の線
9本ばらばらに見えますが、通っている線は1本です。
長期で考える
↓
途中でやめたら意味がない
↓
やめざるを得ない状況を作らない
↓
だから余剰資金で始める
最初のステップ(余剰資金)と最後のステップ(暴落)は、同じことを別の角度から言っています。
株は上がったり下がったりするもの。 だから「下がらない方法」ではなく、「下がっても続けられる形」を作る。
下落を隠して始めさせる説明を避けたのは、そのためです。最初の暴落で辞めてしまうなら、始めた意味がありません。
数字でつながっている
各記事の数字が、次の記事の判断材料になるように書いています。
| 記事 | 出てくる数字 | 次でどう使うか |
|---|---|---|
| 1. 始める前の確認 | 過去の下落 −57%/回復5年半 | なぜ余剰資金が要るか |
| 2. 増える仕組み | 運用益の64%が最後の10年 | なぜ長く続けるか |
| 3. インデックス | 1本で2,000社以上 | 何を買うか |
| 4. 積立 | 平均取得単価7,619円(単純平均8,250円) | なぜ毎月同じ額か |
| 5. 新NISA | 税金288万円が0円 | どの口座で買うか |
| 6. 証券口座 | 信託報酬は商品側で決まる | どこで開くか |
| 7. 最初の1本 | 0.1%と1.0%の差は369万円 | 何を選ぶか |
| 8. 毎月いくら | 手取り24万の10%で約2,000万円 | いくらにするか |
| 9. 暴落 | 日経平均は34年 | なぜ分散するか |
じむにーと前の記事の数字が、次の記事の答えになっているんですね。
通して読むと、「なぜそうするのか」がつながります。
詰まったところから読む
いま止まっている理由が分かっているなら、そこから読んでも構いません。
| いま止まっている理由 | 読む記事 |
|---|---|
| そもそも投資が必要なのか分からない・怖い | 投資が怖い人へ |
| 始めていいのか分からない | 投資を始める前に確認する3つのこと |
| 貯金がいくらあれば始めていいか | 生活防衛資金はいくら必要? |
| ギャンブルとの違いが分からない | 投資でお金が増える仕組み |
| 何を買えばいいか分からない | インデックス投資とは |
| いま買っていいのか分からない | 積立投資が向いている理由 |
| NISAの何がお得か分からない | 新NISAの仕組み |
| どこで口座を開けばいいか | 証券口座の開き方 |
| オルカンかS&P500か決められない | 最初の1本の選び方 |
| 金額が決められない | 毎月いくら積み立てるか |
| 下がったときが怖い | 暴落が来たらどうするか |
その前に、お金の基礎が抜けていないか
投資の前に、手取り・社会保険・税金・保険を整理しておくと、回せる金額が変わります。
固定費を下げたぶんは、そのまま積立に回せます。そして下げた分は毎月効き続けます。
じむにーと投資で年5%を狙うより、保険を月1万円削るほうが確実で、すぐ効きます。
給与明細の見方から、公的保障・生活防衛資金・保険の見直しまで7本あります。
始めたあと、しばらくは何も起きません
最後に、期待値の調整をしておきます。
じむにーと最初の数年は、驚くほど地味です。増えている実感がありません。
投資でお金が増える仕組みのとおり、運用益の6割以上は最後の10年に生まれます。最初の10年は、金額としてはほとんど動きません。
そこが退屈なのは仕様です。退屈に耐えることが、そのまま結果になります。
やることがない期間は、次のどちらかに使ってください。
- 固定費を下げて、積立額を増やす
- 何もしない(見る回数を減らす)
相場を見張る時間は、どちらにも入っていません。
この先に進みたくなったら
インデックスの積立に慣れて、物足りなくなる人もいます。私もそうでした。
このブログでは、割安な高配当株を自分で選ぶ方法を別カテゴリで扱っています。ただし手間も判断も一気に増えるので、まずはここまでを1年続けてからで十分です。
まとめ
- 順番は9つ。確認 → 仕組み → 何を → いつ → 制度 → 口座 → 商品 → 金額 → 下落対応
- 全体を貫く線は1本。長期で考えるから、やめざるを得ない状況を作らない
- だから最初に確認するのは「今が買いどきか」ではなく「下がっても続けられるか」
- 数字は各記事でつながっている。前の記事の答えが次の判断材料になる
- 🔴 最初の数年は地味。 運用益の6割以上は最後の10年に生まれる
- 投資の前に固定費を下げるほうが、確実ですぐ効く
- 詰まったら、止まっている理由に対応する記事だけ読めばいい
note では、投資入門の記事を無料のマガジンにまとめています。スマホの note アプリで続けて読みたい方は、こちらもどうぞ。
参考(一次ソース)
いずれも2026年9月26日に確認しました。制度は改正されることがあります。
- 金融庁「NISA特設ウェブサイト」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/
- 金融庁「投資の基本」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html
- 金融庁「資産運用シミュレーション」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/tsumitate/index.html
- 投資信託協会「投資信託とは?」 https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/
- 日本証券業協会「投資の基礎知識」 https://www.jsda.or.jp/jikan/
