お金のことを勉強しようと思っても、何から手をつければいいのか分かりにくいと思います。
じむにーと投資の本を読む前に、もっと手前で知っておくことがある気がするんですが。
そのとおりだと思います。投資より先に、いま払っているお金と、もらえるお金を知るほうが確実です。
このページでは、そこを7本の記事にまとめました。上から順に読めば、ひと続きの話になっています。どの記事も、実際の金額で計算しています。
なぜ投資より先に「制度」なのか
理由は単純で、こちらのほうが確実に効くからです。
| 効果 | 確実性 | |
|---|---|---|
| 制度を知って固定費を減らす | 毎月数千円〜数万円 | 確実 |
| 投資で増やす | 相場次第 | 不確実 |
たとえば、公的保障でカバーされている部分に民間の保険をかけていれば、それは毎月捨てているお金です。気づいた瞬間から、確実に浮きます。
投資は、その後の話です。
読む順番
月給30万円・40歳未満なら、社会保険料は月44,145円。そして会社も同額を払っています。
自分の年収だといくらかは社会保険料はいくら引かれる?の早見表(年収200万〜1000万円)で分かります。
所得税は今年、住民税は去年。9月末に退職するなら、住民税だけで約19万円の準備が要ります。
自分の年収だといくらかは年収200万の住民税はいくら?の早見表(年収150万〜300万円)で分かります。全部引いて手元にいくら残るかは年収300万の手取りはいくら?で計算しています。
働けなくなったとき、公的保障で戻ってくるのは手取りの5〜6割程度。ここが保険を考える出発点です。
1〜3で現状を知り、4で守りを作り、5〜6で固定費を削り、7でその先を考える。そういう流れです。
じむにーと前の記事で出した数字が、次の記事の判断材料になります。
7本を通すと、こうつながります
数字が前の記事から次の記事へ引き継がれる構造になっています。
| Step | 出てくる数字 | 次でどう使うか |
|---|---|---|
| ① | 社会保険料 44,145円 | ③の手残り計算に |
| ② | 住民税 月約1万円 | ③の手残り計算に |
| ③ | 傷病手当金の実質 14.5万円 | ④の必要額の根拠に |
| ④ | 生活防衛資金 54万円 | ⑤の判断基準に |
| ⑤ | 入院の実額 14万〜29万円 | ⑥で保険を削る材料に |
| ⑥ | 「貯蓄で払えるか」 | ⑦の③をどう考えるかに |
| ⑦ | 預金を3つに分ける | — |
じむにーと1本ずつでも読めますが、通して読むと「公的保障を知る → 貯蓄を決める → 保険を削る → 残りを考える」という一本の道になります。
よくある質問
どれか1本だけ読むなら?
Step 3(公的保障はいくらもらえる?)をおすすめします。
保険の要否も、貯金の目標額も、すべて「公的にいくらもらえるか」が分からないと決められません。ここが分かると、他の判断が一気に進みます。
自営業・フリーランスでも役に立ちますか
立ちますが、数字はかなり変わります。
| 会社員 | 自営業・フリーランス | |
|---|---|---|
| 病気で働けないとき | 傷病手当金あり | 原則なし |
| 失業したとき | 基本手当あり | なし |
| 老後・障害・遺族 | 基礎年金+厚生年金 | 基礎年金のみ |
じむにーと自営業は前提がかなり違います。同じ数字で考えないでください。
公的保障の穴が大きいぶん、生活防衛資金を厚くする必要があります。各記事で該当箇所に触れているので、そこを読み替えてください。
制度が変わったらどうなりますか
各記事には「2026年9月時点」のように確認した時点を書いています。制度も税率も変わるので、実際に手続きをするときは各窓口で最新の内容を確認してください。
記事はこちらでも更新していきますが、一次ソースへのリンクをすべて記事末に置いてあるので、そちらで直接確かめられます。
次に読む
じむにーとここまで埋めると、投資の話がようやく自分ごとになります。
お金の土台が整ったら、次は「増やす」の話になります。「そもそも投資は必要なのか」から知りたい方は、先に投資が怖い人へ|なぜ必要と言われるのかをグラフで解説を読んでください。
口座を開いて最初の1本を買うまでの順番は、投資のはじめ方まとめ|口座を開いて最初の1本を買うまでの9ステップにまとめています。お金の基礎と投資を合わせた全体の順番は、資産5,000万円へのロードマップにあります。
ただ、急ぐ必要はありません。Step 1〜7をひととおり自分の数字で埋めるだけでも、家計の見え方はかなり変わるはずです。
まずは給与明細の控除欄の見方|月給30万円で引かれる44,145円の内訳から、手元の明細を1枚出して読んでみてください。
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noteの無料マガジン「将来の不安をなくすための『お金の知識』」でも、同じテーマを読み物として短くまとめています。noteで読みたい方は、こちらからどうぞ。
